村上宗隆、高卒5年目以内での史上最多41号 両リーグ最速で2年連続の100打点にも到達

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

高卒5年目以内でのシーズン本塁打は63年王、85年秋山の40本が最多だった

■ヤクルト ー DeNA(12日・神宮)

 ヤクルトの村上宗隆内野手は12日、神宮球場で行われているDeNA戦に「4番・三塁」で先発出場し、2試合連続となる41号ソロを放った。高卒5年目以内でのシーズン本塁打数で王貞治(巨人)と秋山幸二(西武)を抜き歴代単独トップに浮上した。

 村上は両軍無得点の2回先頭で打席に立つと、DeNA先発・大貫のチェンジアップを捉え中堅左へ運んだ。2試合連続の41号ソロで、昨季に続く2年連続のシーズン100打点に両リーグ最速で到達した。

 記録ずくめのシーズンを送る。11日の広島戦(マツダ)で両リーグ一番乗りとなる40号ソロを放ち、史上最年少となる22歳シーズンでの40発をマークしていた。さらに高卒5年目以内でのシーズン本塁打数でも1963年の王貞治(巨人)、1985年の秋山幸二(西武)と並んでいたが、2試合連発で一気に単独トップへ浮上した。

 本塁打と打点はもはや独走状態。打率もDeNA・佐野や中日・大島と僅差の争いになっており、史上最年少での3冠王獲得も現実味を帯びてきている。

 入団1年目の2018年は1本塁打。しかし、翌2019年には高卒2年目以内では最多タイの36本塁打をマークして新人王を受賞した。2020年は.427で最高出塁率のタイトルを獲得し、昨年は39発で初の本塁打王に輝いた。そして今季はチーム103試合目で41号に。年間57本ペースで本塁打を量産している。

【実際の動画】誰も止められない…村上が中堅左のスタンドへ放り込んだ王や秋山を抜く5年目史上最多の41号

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