ジャッジ、豪快51号3ラン MVP争う大谷翔平の前で2試合連発、止まらん63発ペース
前日に両リーグ最速50号、ア・リーグ記録61本を上回るハイペース
■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間31日・アナハイム)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が30日(日本時間31日)、敵地・エンゼルス戦に「3番・中堅」で先発出場し、4回の第3打席で右越え51号3ランを放った。リーグMVPを争うエンゼルス・大谷翔平投手の前で、2試合連続アーチをマークした。
MVPコールを背中に受けて打席へ入った。2点リードの4回2死一、二塁、右腕マイヤーズのフォーシームをバットに乗せた。大きな弧を描いた打球は右越えへ。リードを5点に広げる51号3ランとなった。打球速度107.5マイル(約173.キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)。36度のムーンショットだった。
前日29日(同30日)に両リーグ最速50号をマーク。52本で新人王と本塁打王に輝いた2017年以来2度目の大台到達だった。この一発で63発ペースに。ア・リーグ記録61本のロジャー・マリスを上回るペースだ。