大谷翔平、逆転3ランで日本人初の2年連続30号 MVP争うジャッジの前で雄叫び確信弾
シーズン30発以上2度も日本人初めて、超満員4万3555人が大興奮
■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間1日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2打席凡退で迎えた第3打席で逆転30号3ランを放った。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのMVP直接バトル第3戦。2試合ぶりのアーチで、松井秀喜でも届かなかった日本人初の2年連続30本塁打に到達した。
節目の一発が飛び出した。2点を追う6回1死一、二塁。右腕コールの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを打ち返した。逆転30号3ラン。ダイヤモンド一周ではド派手なガッツポーズを作った。
4戦3発と好調でシーズン37発ペース。MVP争いをするジャッジの前で豪快なアーチをかけた。シーズン30発以上2度も日本人初めてだ。
初回1死一塁では中堅後方へ119メートルの大飛球を放ったが、中堅・ヒックスにジャンピングキャッチされた。3回1死は三飛。お返しと言わんばかりの豪快アーチだ。
MVPを争うジャッジは初回、4回と2打席連続空振り三振。6回は四球だった。今季7度目のチケット完売で4万3555人が集結した試合。ア・リーグ東地区首位を走るヤンキースを下し、2カード連続勝ち越しへ導けるか。