オリT-岡田&西武浅村、同日1000試合出場は10例目 過去には驚きの記録も

オリックス・T-岡田(左)と西武・浅村栄斗【写真:荒川祐史】
オリックス・T-岡田(左)と西武・浅村栄斗【写真:荒川祐史】

福本&大橋は同じ試合でチームメートとして達成、初出場も同じ試合

 5月6日、オリックスのT-岡田と、西武の浅村栄斗が、揃って1000試合出場を果たした。NPB史上490人目と491人目だった。

 NPBの選手表彰項目の中で、最も多くの選手が受賞しているのが「1000試合出場」。しかし、NPBの1軍の試合に出た選手は6600人を超えているから、それでも7%強の選手しかテープを切ることができない記録だ。

 達成時のコメントを見ると、野手は1000試合出場を果たすと「1人前になった」と感じる選手も多いようだ。初めて1000試合出場を果たしたのは1948年9月12日の坪内道則(名古屋=現在の中日)。以来70年間で491人が記録した。

 2人の選手が1000試合を同じ日に迎えたのは、これで10例目

1966年7月23日 河合保彦(西鉄)、古葉竹識(広島)
1977年8月5日 福本豊(阪急)、大橋穣(阪急)
1988年6月14日 水上善雄(ロッテ)、古屋英夫(日本ハム)
1992年7月1日 佐藤兼伊知(ロッテ)、駒田徳広(巨人)
1998年8月25日 飯田哲也(ヤクルト)、谷繁元信(横浜)
2000年5月7日 久慈照嘉(中日)、鈴木健(西武)
2004年7月16日 真中満(ヤクルト)、木村拓也(広島)
2012年7月14日 平野恵一(阪神)、今江敏晃(ロッテ)
2013年9月29日 小谷野栄一(日本ハム)、田中浩康(ヤクルト)
2018年5月6日 T-岡田(オリックス)、浅村栄斗(西武)

 同時代の選手という以外には、あまり共通点がない顔ぶれが並ぶ。偶然の産物だ。

 しかし、1977年8月5日の福本と大橋は同じ阪急の選手。西宮球場での近鉄戦で同時に達成。この試合で1番を打った福本が史上192人目、9番だった大橋が193人目となった。

 驚くべきことに、福本と大橋は、初出場も同じ1969年4月12日、西宮球場での阪急-東映戦。ともに新人。大橋は当時は東映の選手。8番・遊撃手として先発出場、阪急の福本はこの試合に代走として出場している。1972年に大橋は阪急に移籍、福本とチームメートになり、ともに阪急ブレーブスの黄金時代を築いた。

達成者には職人肌の選手たちも多数、わき役に与えられる数少ない「勲章」の側面も

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