大谷翔平は“勝利の神様”!? 投打先発20試合でエンゼルスは勝率7割マーク

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

投打ともに出場しなかった試合は勝率.462

 エンゼルス大谷翔平選手は8日(日本時間9日)、敵地ロッキーズ戦に代打出場して一ゴロに終わった。チームは8回にアップトンの2ランで追い上げたが、2-4で敗戦。35試合を終えて21勝14敗の成績でア・リーグ西地区トップを走るが、ここまでの勝敗を見てみると、チームにとって大谷が“縁起物”となっているようだ。

 二刀流の大谷は、投手として5試合に先発して3勝1敗の成績だが、チームの勝敗を見てみると4勝1敗となっている。さらに、大谷が打者として先発出場した15試合の勝敗は10勝5敗、そのうちヒットを記録した13試合は9勝4敗と、どちらも大きく勝ち越している。代打出場した2試合は1勝1敗。投手としても野手としても出場しなかった13試合の戦績は6勝7敗という具合だ。

 つまり、大谷が投打のいずれかで先発した20試合でチームは14勝6敗の勝率.700で、出場しなかった試合は6勝7敗の勝率.462。23歳の二刀流を先発させると、チームは圧倒的な勝率を誇ることになる。まさに“縁起物”だ。

 代打出場の2試合は1勝1敗の五分だが、9日(同10日)ロッキーズ戦もナ・リーグ本拠地開催のためDH制ではなく、大谷は引き続きスタメンを外れて代打待機となりそうだ。代打ではいまだ2打席無安打だが、代打初安打で勝利を呼び込めるか。期待したい。

(Full-Count編集部)

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