「こんなうまい投手初めて見た」　驚きの“誘導術”に称賛「コツ教えてほしい」

メネズは来日初先発で5回“ノーノ―”で降板した

　日本ハムのコナー・メネズ投手が8日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦で来日初先発。5回まで無安打無失点の快投のまま降板した。切れのある直球とスライダーが冴えたが、注目を集めたのは巧みな牽制。ファンも「こんな牽制うまい投手初めて見た」「牽制うますぎない？」と驚いている。

　7月に加入した助っ人左腕は3回2死から茶谷に四球を与えたが、続く荻野の打席だった。1ボールから2球目を投じる前に一塁へ牽制。飛び出してしまった茶谷はヘッドスライディングも及ばず二塁でアウトとなった。4回にも1死から、リーグトップ36盗塁を誇る高部を死球で出塁させたが、再び完璧な牽制で誘い出して盗塁死とした。

　細かなプレーを苦手とする外国人選手も多いが、自ら許した走者を自らアウトにして波に乗ったメネズ。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「投手陣に牽制のコツ教えてほしい」「初先発ノーヒットは素晴らしき」「ストレートエグ」「もう1人メネズが欲しい」と称えるコメントが寄せられた。