大谷翔平、週間MVP候補も受賞ならず　4HR＆1勝と躍動、日本人最多タイ5度目はお預け

日本選手ではイチローの5度が最多

　メジャーリーグ機構（MLB）は12日（日本時間13日）、週間MVPを発表し、ア・リーグはブルージェイズのボー・ビシェット内野手が初選出された。エンゼルス・大谷翔平投手は候補入りしたものの、受賞はならなかった。ナ・リーグはドジャースのフレディ・フリーマン内野手が選出された。

　大谷は5日から11日までに打者として打率.269、4本塁打、6打点。投手としては10日の敵地・アストロズ戦で5回7奪三振6安打1失点と好投し、12勝目を挙げた。

　大谷は2018年4、9月に受賞し、昨年は6月に2度受賞した。日本選手ではイチローの通算5度が最多。大谷は週間MVPの得票はあったものの、通算5度目の受賞はならなかった。

　ビシェットは7試合出場して32打数16安打の打率.500、11得点、5本塁打、13打点と驚異的な成績を残した。ア・リーグでは大谷の他に、ホワイトソックスのエロイ・ヒメネス外野手とランス・リン投手、エンゼルスのマイク・トラウト外野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ツインズのカルロス・コレア内野手、レンジャーズのマーティン・ペレス投手、マリナーズのエウヘニオ・スアレス内野手、タイガースのエリック・ハース捕手に得票があった。

　ドジャースのフリーマンは通算8度目の受賞。6試合で22打数12安打の打率.545、7得点、3本塁打、8打点をマークした。

（Full-Count編集部）