侍U18・馬淵監督、韓国を下し3位死守に安堵 メダルなしなら「もう帰れん、と…」
大会を振り返り「後半勝負なんか言ってたら野球にならない」
高校日本代表「侍ジャパン」は18日(日本時間19日)、米フロリダ州サラソタで行われた「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の3位決定戦で韓国を6-2で破り、銅メダルを獲得した。試合後、馬淵史郎監督は「最低、これで日本に帰れますので。メダルがなかったら、もう帰れんと思ってやっていた」と語り、安堵の表情を見せた。
日本は初回に1死一、三塁の好機で4番・内海優太内野手(広陵)が中前適時打を放ち先制に成功。2回は3番・松尾汐恩捕手(大阪桐蔭)の2点適時打などで一挙5点を奪いリードを広げた。
スーパーラウンド初戦で0-8の大敗を喫していた宿敵・韓国にリベンジし、2大会ぶりのメダルを獲得。試合後、馬淵監督は「ケガ人とかも出て、思うような選手起用ができないところもあったが。最低限、3位ということは子どもたちもよく頑張ったと思う」とナインを称えた。
米国の地で挑んだ大会を振り返り「7イニング制の戦い方。絶対に3回までが勝負とだいたい分かってきたんですがね。後半勝負なんか言ってたら野球にならないというか。そういったことも今後、考えていかないといけない。何とか銅メダルは取れた。今後、日本代表が来た時に参考になったんじゃないかな、という戦いだった。でも最低、これで日本に帰れますので。メダルがなかったら、もう帰れんと思ってやっていたので」と語っていた。
(Full-Count編集部)