前田健太、5回途中5失点で3勝目ならず 自己ワーストタイの9安打浴びKO

5回途中5失点で降板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
5回途中5失点で降板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

5回に2ランを浴びて無念の降板

 ドジャースの前田健太投手は11日(日本時間12日)の本拠地レッズ戦に先発し、5回途中9安打5失点5奪三振の乱調で3勝目はならなかった。3回までに3点を失うと、5回に2ランを浴び、イニング途中で無念の降板となった。

 前田は初回、先頭のウィンカーにライトへの二塁打を浴びる。ペラザは空振り三振も暴投で走者は三塁へ進む。続くボットにはセンターへのタイムリーを浴びて、あっさりと先制点を献上した。

 さらに、ジェネットはライト前ヒット、スアレスは空振り三振も、シェブラーは四球で2死満塁の大ピンチ。しかし、バーンハートは右飛に打ち取り、初回だけで34球を投げながら、何とか最少失点で切り抜けた。

 2回はハービーを投ゴロ、ハミルトンを空振り三振、ウィンカーを二飛で3者凡退。その裏、ドジャースは1死からベリンジャーが三塁打を放つも、後続が倒れて同点に追いつくことはできない。

 すると、前田は3回先頭のペラザにレフトへの二塁打を浴びると、ボットのニゴロで1死三塁とされ、ジェネットにはレフトへのタイムリーを許す。さらに、スアレスのヒットで一、三塁とされ、2死からバーンハートにもタイムリーを打たれてこの回2失点。0-3とリードを広げられ、球数も74球まで膨れ上がった。

 4回はハミルトンを空振り三振、ウィンカーを三ゴロ、ペラザを三ゴロと10球で3者凡退。しかし、5回はフルカウントから先頭ボットを歩かせてしまう。そして、続くジェネットにはスライダーを右翼ポール際に運ばれて2ランを被弾。その後、2死からバーンハートに右翼への二塁打を浴び、ここで降板となった。

 この日は104球を投げてストライクは64球。被安打9は自己ワーストタイ。2番手リベラトーレが後続を断って失点は5のままとなったが、防御率は4.75に悪化した。

(Full-Count編集部)

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