イチロー、MLB全球場“制覇” 敵地レッズ戦で二ゴロ、40球場目でのプレーに
グレート・アメリカン・ボールパークはプレーしたことのなかった唯一の球場
マーリンズのイチロー外野手は19日(日本時間20日)、敵地でのレッズ戦に代打で出場し、二ゴロに終わった。
イチローは2点を追う8回、中継ぎ右腕シシェックの代打で登場。カウント1-1から相手右腕フーバーの74マイル(約119キロ)のカーブをピッチャーの横に転がした。内野安打になろうかという当たりだったが、二塁の名手フィリップスの好プレーでわずかにアウト。守備にはつかず、そのまま交代した。
レッズの本拠地グレート・アメリカン・ボールパークは、現在、MLBで使われている中でイチローが唯一、プレーしたことのないスタジアムだった。これで全球場を制覇。過去に使われていたスタジアムを含め、イチローにとっては、これが40球場目でのプレーとなった。
イチローは、レギュラーシーズンではジャイアンツの本拠地AT&Tパークでもプレーしたことがなかったが、5月7~10日の4連戦で“デビュー”を果たしていた。
イチローは打率2割9分2厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count