打者を腰砕けの3球三振に　山本由伸のCS鷹狩りに米メディア「この名前を覚えておけ」

ソフトバンク戦で8回10奪三振5安打無失点、先勝へ導いた

■オリックス 5ー0 ソフトバンク（CSファイナル・12日・京セラドーム）

　オリックスの山本由伸投手が12日に京セラドームで行われたソフトバンクとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦で、8回10奪三振5安打無失点。ホークス打線をねじ伏せ、先勝へ導いた。24歳右腕の好投に海外メディアも注目している。

　山本に熱い視線を送ったのが米データ会社「コーディファイ・ベースボール」。公式ツイッターで安定感抜群の成績に着目した。「ヨシノブ・ヤマモトは日本のレギュラーシーズンで約800イニング（796回2/3）を投げて通算防御率1.84」と1、2軍の通算成績をピックアップ。「8月に24歳の誕生日を迎えました」。若さも魅力的に映っているようだ。

　米メディア「FTFスポーツ」のトラビス・エルドリッジ氏は「私たちはユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカを見ているかもしれない」と動画で紹介。「この名前を覚えておけ」と伝えた。

　米メディア「ジ・アスレチック」などで記者を務めていたキム・スンミン氏も注目。「ヨシノブ・ヤマモトはソフトバンクとのプレーオフで8回10奪三振無失点と安定した投球を見せた」と、5回1死二、三塁で柳町を3球三振に仕留めた場面を動画で紹介した。来年3月に行われるWBCで侍ジャパンに選出されれば、さらに注目を集めることとなりそうだ。

（Full-Count編集部）