現役引退の嶋基宏が愛される理由「紳士」「大好き」 パTV879万回再生は今も断トツ

引退した嶋基宏(右)の引退試合にはかつてバッテリーを組んだ楽天・田中将大も駆けつけた【写真:荒川祐史】
引退した嶋基宏(右)の引退試合にはかつてバッテリーを組んだ楽天・田中将大も駆けつけた【写真:荒川祐史】

嶋は飛球を捕球した際に審判を突き飛ばすも超速フォロー

 今季限りでの現役引退したヤクルトの嶋基宏捕手。楽天時代には野村克也、星野仙一両監督の下でプレーし、2013年のリーグ優勝、日本一に大きく貢献。1441試合出場の実績はもちろんだが、誰からも愛される選手だった。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeには嶋が愛される理由が分かる動画がある。

 楽天時代の2019年5月2日。嶋はソフトバンク戦(当時ヤフオクドーム)で「8番・捕手」で先発出場。注目のシーンは5回2死満塁だった。本塁後方に打ち上がった松田の飛球を追いかけた際に球審と激突。突き飛ばしてしまったが、嶋は捕球後にすかさずフォロー。パ・リーグTVも「できる男は1秒切る」と称賛したが、嶋の人の良さが際立つシーンだった。

 その動画公開から3年超が経過したが、今も見られ続ける大人気動画に。879万回再生は2014年3月にスタートしたパ・リーグTV公式チャンネルの中でも断トツとなっている。ファンからも「プロ野球選手としても人としても素晴らしい嶋選手」「この一瞬の判断能力で人間性が丸わかり。素晴らしいキャッチャー」「これは超絶紳士」とコメント。「未だにパテレで1位なのか 嶋さんお疲れ様でした」「選手としてのかっこよさと人としてのかっこよさが凝縮された最高の動画 嶋さん本当に大好きです、ありがとうございました!! いつでも帰って来て、またパテレに出る日を待っています」と引退後もコメントが集まっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY