田中将大、強力打線に初3被弾 ワーストタイ7失点にも「ちょっとしたこと」

タイガース打線相手にワーストだらけの3敗目、「流れが全て悪い方向に」

 ヤンキースの田中将大投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのタイガース戦で5回10安打7失点(自責5)の乱調に終わり、3敗目(4勝)を喫した。自身初となる1試合3被弾で、被安打10、失点7、自責5はいずれも自身メジャーワーストタイとなった。試合はヤンキースが4-12で敗れている。

 初回、田中は2死からカブレラにライト前へのヒットを打たれると、V・マルティネスには甘く入ったスプリットをライトスタンドへと運ばれた。さらに、セスペデスは味方のエラーで出塁。V・マルティネスには内角を狙ったツーシームが真ん中に入り、レフトへの2ランを浴びた。

「制球ミスで打たれてしまった。初回に4点とられてしまったことで流れが全て悪い方向に転がった。立て直すのは難しかった」

 試合後、右腕はこう振り返った。

 制球が甘くなり、強力打線に痛打される。いつもは抜群のコントロールを誇る田中らしくない投球だった。

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