英雄が一転して戦犯に…ジャッジへの“掌返し”に元CY右腕が苦言「俺なら他球団と契約」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジはPSで大不振…ファンからは容赦ないブーイング

 今オフFAとなるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の去就は、米球界の注目が集まっている。残留でも移籍でも、いずれにしろ超大型契約が噂される中、通算115勝を挙げた元右腕の“提案”が話題となっている。

 ジャッジは今季、ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったが、プレーオフでは打棒が沈黙。打率.136(36打数5安打)、2本塁打3打点に終わった。アストロズに4連敗したリーグ優勝決定シリーズでは、わずか1安打に苦しみ、ファンからは容赦なくブーイングが浴びせられた。

 英雄が一転、戦犯に……。2015年にナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたジェイク・アリエッタ氏は、米メディア・バースツールスポーツのポッドキャスト番組「Starting 9」に出演した際に「俺がジャッジなら、もうここには戻ってこない」と同情。「俺がファンのために、これだけのことをやってきたのにブーイングだって? じゃあ、メッツに行くよ。メッツの99番になってやるってなると思う」とジャッジの心中を“代弁”するように言った。

 ヤンキースファンは熱心なことで知られているが、それでもアリエッタ氏は「馬鹿げている」と語る。「ヤンキースファンがどんなに不満であっても、あれは聞きたくなかった。彼に対してブーイングはないだろう。彼が苦しんでいるときに応援して、後押ししてあげてほしかった。もし俺がジャッジなら、他の球団と契約するよ」と、他球団への移籍を勧めた。

(Full-Count編集部)

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