ジャッジ流出なら大谷翔平で「穴埋め」 米放送局“740億円契約”提言「注目も増す」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

FAになるジャッジが流出すれば…「彼を上回る大物を」

 エンゼルスの大谷翔平投手を、ヤンキースが獲得すべきとの待望論がニューヨークのメディアから上がっている。放送局の「SNY」が伝えたもので、今季ア・リーグ記録の62本塁打を記録したアーロン・ジャッジ外野手がチームを去った場合、大谷の獲得で「穴埋めをすべきだ」というのだ。

 これは「アーロン・ジャッジがFAで去った場合、ヤンキースは何をやるべきか?」と題する記事で、案の1つに上げられているプランだ。ジャッジは今オフFAとなり、記事はジャイアンツやドジャースなどが獲得に興味を持っているとしている。ということはヤンキースを去る可能性もあるということだ。

「彼がもし残留しなかったら、何が起こるだろうか。恐ろしいことだが、スタインブレナー・オーナーやキャッシュマンGMはすでに考えたことがあるだろう」と続けるように、チームにあく穴はあまりに大きい。

 記事は、そこで次善の策をいくつか提案している。上位にあるのが大谷の獲得だ。「ジャッジが移籍した場合、穴を埋められる選手はいない。フィールドの活躍だけではない。名前と知名度があり、ファンを大切にする選手は簡単には現れない」と言い切った上で「同じくらいの大物、彼を上回る大物で穴埋めをすべきだ。その選手はショウヘイ・オオタニだ」としている。

 大谷なら30本塁打、100打点の打力に加え、先発ローテーションに加えられることから、投打両面で驚異的な存在になるとしている。さらに「オオタニは世界で一番のビッグネームで、球団の注目を増す。ヒデキ・マツイ、マサヒロ・タナカの100倍の知名度だ」と、グラウンド外でも魅力的な存在だと見ているようだ。

 さらに、獲得だけで仕事は終わらない。「オオタニがキャリアの大半をピンストライプ(ヤンキース)でプレーできるように、莫大な金額で契約延長しなければならない。これを成し遂げるために、彼らは最低でも年俸5000万ドル(約740億1700万円)の8-10年契約が必要だろう」とその後の長期契約も提言している。

(Full-Count編集部)

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