ハム入団の加藤豪将をどう使う? 新庄監督が語った起用方針と「一番のポイント」

会見に臨んだ日本ハム・新庄剛志監督(左)と加藤豪将【写真:小林靖】
会見に臨んだ日本ハム・新庄剛志監督(左)と加藤豪将【写真:小林靖】

新庄監督は自身のメジャー経験も踏まえて語った「一番のポイント」

 日本ハムからドラフト3位指名を受けた加藤豪将内野手が4日、入団会見に臨んだ。メジャーからの“逆輸入”に「夢のよう」と感慨深げ。会見に同席した新庄剛志監督は、「素直にデカいなと。打撃フォームが小さめに構える選手なので小さいかと思ったけど大きくて」と驚き。起用方針についても語った。

 加藤豪将は会見で「自分はこのように見えて名字も加藤なんですけど、完全にアメリカ生まれアメリカ育ちの、JRも乗ったことのない外国人です(笑)」と自己紹介。2013年のドラフト2巡目でヤンキースに入団し、プロ10年目の今季にブルージェイズでメジャーデビューを果たした28歳。ベースボールしか知らない状態で、日本のプロ野球に飛び込む。

 自身もメッツなどメジャーでプレーした経験がある新庄監督は「まずチャンスに強いか強くないかというところを早く見たいし、一番のポイントは米国生活しかしていないのでストライクゾーンが全然違うんですよ」と強調。「僕も米国に行って思った。キャンプからブルペンにいっぱい入ってもらって早くストライクゾーンをインプットしてもらいたい。ここが一番のポイントじゃないかな」と見据えた。

 指揮官にとっては試運転の1年目を終え、来季が勝負の2年目。加藤豪将を打線に当てはめたイメージはできているようで「キャンプを見てプレーを見てじゃないと分からないんですが、セカンドで5番、6番あたりでいってもらえたら強いチームになれるんじゃないかなと思ってます」と期待した。

(Full-Count編集部)

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