笑うと不謹慎「清宮が堪えてる」 唯一無二の国歌“熱唱”…引退する杉谷の爪痕

国歌斉唱を行う杉谷拳士【画像:パーソル パ・リーグTV】
国歌斉唱を行う杉谷拳士【画像:パーソル パ・リーグTV】

今季限りでの引退を表明した杉谷、2020年には国歌を熱唱する姿が話題に

 今季限りでの引退を表明した日本ハムの杉谷拳士内野手が、5日の侍ジャパンとの強化試合で最後のユニホーム姿を披露する予定だ。グラウンド内外で様々な話題を提供してきた元気印。2020年には、国歌を“熱唱”する姿が話題になった。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、その一部始終が289万回再生の大バズリ。全力の杉谷と後ろで笑顔の清宮、真顔の矢野コーチの構図がファンをほっこりさせた。

 伝説の始まりは、2020年7月7日に京セラドームで行われたオリックス戦の試合前だった。両軍がベンチ前に整列して国歌が流れはじめると、選手たちはいつものように神妙な面持ちで国旗を見つめていた。そんな中、杉谷は大きく口を開け、ひとりで熱唱。必死に歌う姿がカメラに抜かれると、後ろで笑顔の清宮、真顔の矢野コーチとの対照的な絵もあいまって、ファンの間で大きな反響を呼んだ。

 その後の試合でもしばらくひとりで熱唱を続けていた杉谷だったが、9月に入ると一緒に歌いはじめる選手も現れた。これまで笑いを堪えるような表情で口を結んでいた清宮の口ずさむ姿が映し出され、ファンは歓喜した。伝説の始まりとなった動画には「絶対に笑ってはいけない国歌斉唱」「国歌斉唱を堂々と出来るのは素晴らしい」「何でも一生懸命取り組む姿勢に感動」「清宮が堪えてるのが面白さを増す」「清宮くん笑顔」と多くの声が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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