日本ハム、近藤健介のFA権行使を発表「もっと考える時間と材料が必要と判断」
今季はすでに西武・森らが行使を明言…11日から他球団とも交渉可能
日本ハムは8日、近藤健介外野手が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意向を伝え、申請書類を提出したと発表した。複数球団が興味を持つとみられている。
球団を通じて発表したコメントは以下の通り。「ファイターズからは温かいお言葉を幾度となくかけていただき、ありがたいオファーも提示していただきました。レギュラーシーズンが終わり、侍ジャパンに向けて集中する中で、もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」。
近藤は2011年ドラフト4位で横浜高から捕手として入団。2014年に129試合に出場し打率.326を記録した。外野手に登録変更した2019年から2年連続で最高出塁率のタイトルも獲得している。今季は5月に右脇腹肉離れで離脱したものの、99試合で打率.302、8本塁打41打点。9月10日の西武戦(ベルーナドーム)で通算1000安打を達成した。
FA有資格者が権利行使できる手続き期間は11月9日まで。すでに、西武・森友哉捕手、オリックス・伏見寅威捕手が行使を明かしている。行使した選手は10日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、11日から他球団とも契約交渉が可能となる。
(Full-Count編集部)