新天地で大不振…評価急落の30歳 今オフFAも米メディア辛辣「期待を裏切った」

パドレスからFAとなっているジョシュ・ベル【写真:Getty Images】
パドレスからFAとなっているジョシュ・ベル【写真:Getty Images】

ベルはシーズン途中にパドレスへ…53試合で打率.192、3本塁打に終わった

 今季途中にフアン・ソト外野手とともにナショナルズからパドレスにトレード移籍したジョシュ・ベル内野手。ナショナルズでは打率.301をマークしたが、移籍後は打率.192に低迷。このオフにFAとなったものの、この不調が契約に大きな影響を及ぼすだろうと米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は伝えている。

 30歳のベルは今季、ナショナルズで103試合に出場し、打率.301、14本塁打、OPS.877をマークした。しかし、パドレスでは53試合で打率.192、3本塁打、OPS.587。ポストシーズンでも打率.250(36打数9安打)、2本塁打で「期待を大きく裏切った」と記事は伝える。

 では、パドレスと再契約の可能性はあるのだろうか。「いればいいなという感じである」と記事は指摘。パドレスに必要なのは一塁とDHを任せられる実績ある打者であるとし、スイッチヒッターでほどほどの守備力を誇るベルと複数年契約を結ぶのも「それほど悪いアイデアではない」と述べている。

 また、興味を持ちそうな球団としてアストロズとメッツ。さらにレッドソックス、ホワイトソックス、そして、アンソニー・リゾが移籍すれば「ヤンキースも含まれる」と説明している。

 今季年俸は1000万ドル(約14億6300万円)のベル。シーズンの後半の契約がダメージを与える可能性があるが、いくつかのセールスポイントもあるとし、4年5600万ドル(約82億円)程度の契約になりそうだと予測している。

(Full-Count編集部)

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