山川穂高は本塁打ほぼ“半減”、燕捕手は日本シリーズMVPに…背番号1桁変更で“明暗”

西武・山川穂高(左)と巨人・松原聖弥【写真:小林靖】
西武・山川穂高(左)と巨人・松原聖弥【写真:小林靖】

今季はオリ・吉田正、巨人・吉川らは1桁でも躍動

 各球団10人しか付けることのできない1桁背番号は、チームの顔になった証でもある。2桁からの変更は、球団の期待の表れでもある一方で、他球団からのマークも厳しくなり、成績を下げることも。ここでは、過去3年の背番号2桁から1桁への変更を振り返る。

 今季は3人が変更。「34」から「7」に変更したオリックス・吉田正尚外野手は、今季、打率.335、21本塁打、88打点だった。打率こそ下がり、3年連続の首位打者とはならなかったものの、OPSはリーグトップの1.008。最高出塁率のタイトルも獲得し、日本一に貢献した。

「29」から「2」に変更した巨人の吉川尚輝内野手も自己最多の132試合に出場し、打率.277の成績を残した。一方、亀井善行現巨人外野守備兼走塁コーチ(来季から打撃コーチ)の背番号「9」を引き継いだ松原聖弥外野手は昨季から大幅に成績を落とし、50試合の出場で、打率.113に終わった。

2021年は捕手3人が「2」に変更、20年に「3」にした山川は本塁打が約半分に…

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