藤浪晋太郎は「米国で通用する」 “制球難”も…元MLB左腕が太鼓判「いい成績残せる」

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

NPBとは違う打者の傾向「外角のスライダー、スプリット系が生きる」

 かつて巨人、レッドソックスなどで活躍した野球解説者・岡島秀樹氏が27日、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指している阪神・藤浪晋太郎投手について、「アメリカで通用するタイプ。早く行ってほしいと思っていた」と活躍に太鼓判を押した。

 藤浪はルーキーイヤーの2013年から3年連続2桁勝利をマークした後、伸び悩んできたが、岡島氏は「日本で苦労されていた部分もありますが、アメリカで通用するタイプだとずっと思っていたので、早く行ってほしいと思っていました。やっとチャンスに巡り会えたので、一花咲かせてほしい」と大きな期待を寄せる。

 NPBで通算16年、MLBでも6年活躍し、2007年にレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した岡島氏だからこそ、言える根拠がある。「右打者のインコースへすっぽ抜けたボールを投げると、日本の打者は怖がって踏み込んでこなくなることが多いですが、アメリカではどんどん踏み込んでくる。だからこそ、外角のスライダー、スプリット系のボールが生きる」との見立てだ。その上で「内角へのシンカー系、ツーシーム系に磨きをかければ、さらに投球の幅が広がるでしょう」と付け加えた。

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