復活狙う40歳の中日・山井と35歳のホークス攝津 ベテラン2人が22日に今季初先発

ソフトバンク・攝津正と中日・山井大介【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・攝津正と中日・山井大介【写真:荒川祐史】

山井はチームメートの岩瀬、巨人復帰の上原に次ぐ球界3番目の年長投手

 21日に発表された22日の予告先発投手。その中に、2人のベテランの名前があった。中日の山井大介投手、そしてソフトバンクの攝津正投手。5月10日に40歳を迎えた山井はDeNA戦(横浜)で、6月1日で36歳となる攝津は西武戦(ヤフオクD)で、ともに今季初先発となるマウンドに上がる。

 不惑となった山井は球界で8番目の年長者。43歳の岩瀬仁紀、上原浩治、42歳の松井稼頭央、福浦和也ときて、41歳の新井貴浩、福留孝介、40歳の荒木雅博に続く。投手では、チームメートである岩瀬、今季メジャーから巨人に復帰した上原に次ぐ球界3番目の年長である。2007年の日本シリーズでの継投による“完全試合”は広く知られ、2013年にはノーヒットノーランも達成したベテラン右腕である。

 今季の山井は主力中心の沖縄・北谷でキャンプを送ったものの、練習試合やオープン戦で結果が出ずに2軍で開幕を迎えた。ウエスタンリーグでも開幕当初はなかなか思ったような結果を残せていなかったが、徐々に復調してきた。5月6日のオリックス戦(ナゴヤ)で5回4安打1失点と好投すると、5月17日の広島戦(ナゴヤ)でも5回5安打1失点と2試合連続の好投。そこから中4日という強行軍となるが、今季初先発で結果を出せるか。

 中日は新加入の松坂大輔が2勝をマークし、岩瀬も勝利の方程式の一角を担って14試合に登板。吉見一起も4試合に先発し、防御率2.52と上々のピッチングを続けている。ベテラン投手がそれぞれに存在感を発揮しているだけに、ノーヒットノーランを達成した横浜で、山井も“頼もしきおじさん達”に加わりたいところだ。

攝津は右前腕部の張りで登録を抹消された千賀の代役に

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