747億円補強で借金26、248億円デグロム加入でも変わらない? 米記者が痛烈皮肉
米記者「10月に腕の消耗を気にしなくてもいいということだ」
レンジャーズは今季68勝94敗で借金26と苦しみ、ア・リーグ西地区4位に沈んだ。昨オフに総額5億5600万ドル(現在のレートで約747億円)にのぼる大補強を行いながら、散々な結果に。今オフには2度のサイ・ヤング賞を誇るジェイコブ・デグロム投手を5年1億8500万ドル(約248億4800万円)で獲得したが、早くも米メディアからは痛烈な皮肉が飛んでいる。
昨オフにはコーリー・シーガー内野手やマーカス・セミエン内野手、ジョン・グレイ投手を相次いで獲得。大枚をはたいて低迷からの脱出に向けた土台づくりに着手したが、結果的には6年連続でプレーオフ進出を逃した。
補強の手は今オフもゆるめることなく、デグロムを獲得。“救世主”となるか注目されるが、米ラジオ局「スポーツ・ラジオ610」のジョン・マクレイン記者は「ジェイコブ・デグロムがレンジャーズと契約したということは、(ポストシーズンに出場しないので)10月に腕の消耗を気にしなくてもいいということだ」と痛烈なひと言。故障がちな右腕に引っ掛けた嫌味をかました。
ファンは言い返したいところだが「痛いところを」「痛っ。でも事実だ」と現実を直視。一方で「デグロムはメッツでもその心配をする必要がなかった」「4位は楽しいね」「過去3シーズン、100イニングに届いたことはない」などの声もあった。皮肉にも負けず、レンジャーズは来季こそプレーオフ進出となるか注目される。
(Full-Count編集部)