大谷翔平、史上初の2年連続「オールMLB」二刀流選出 15勝&34本塁打でまたも快挙

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

先発投手でファーストチーム、指名打者でセカンドチームのダブル選出

 今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」が5日(日本時間6日)、MLBネットワークで発表され、エンゼルスの大谷翔平投手が先発投手部門と指名打者部門で2年連続“二刀流選出”された。先発投手部門が「ファーストチーム」、指名打者部門が「セカンドチーム」だった。

 先発投手部門の「ファーストチーム」は初で、今季サイ・ヤング賞に輝いたジャスティン・バーランダー(アストロズ)やフランバー・バルデス(アストロズ)、アレク・マノア(ブルージェイズ)、サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)とともに名を連ねた。指名打者では「ファーストチーム」はヨルダン・アルバレス(アストロズ)に譲ったが、「セカンドチーム」入りした。

 メジャー5年目の今季、大谷は投手として28試合に登板して15勝9敗、防御率2.33、リーグ3位の219奪三振。野手として打率.273、34本塁打95打点。ワールドシリーズが始まった1903年以降では史上初となる、投打でのダブル規定到達を果たした。

 2019年に表彰が始まった「オールMLBチーム」は、ア・ナ両リーグの区別なくファーストチーム、セカンドチームを選ぶ。それぞれ先発投手は5人、救援投手は2人。捕手、内野手、指名打者は1人、外野手は3人ずつが選出された。昨年は指名打者部門で「ファーストチーム」、先発投手部門で「セカンドチーム」に選ばれ、史上初めて二刀流選出の快挙を成し遂げていた。

(Full-Count編集部)

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