日本での経験は「絶対に忘れない」 マクガフが明かすヤクルトでの“濃密な時間”

ヤクルトからDバックスに移籍したスコット・マクガフ【写真:小林靖】
ヤクルトからDバックスに移籍したスコット・マクガフ【写真:小林靖】

今季38セーブの守護神はDバックスと2年契約で合意した

 ヤクルトの守護神として活躍し、ダイヤモンドバックスと2年契約で合意したスコット・マクガフ投手が、米紙「ピッツバーグ・トリビューンレビュー」のインタビューに応じた。今季リーグ2連覇を成し遂げた自信や、ヤクルトで抑えを務めて実感した成長などを語っている。

 マクガフは2019年に来日し、1年目は主にセットアッパーとして65試合登板で18ホールド11セーブ。2021年に抑えを任されると31セーブをマークし、今季はリーグ2位の38セーブをあげた。リーグ連覇に貢献し、昨年は日本シリーズの胴上げ投手にもなった。

「今年は(メンバー的にも)昨年と同じチームだったし、FAで選手が退団することもなかった。春季キャンプに入った時に、もう一度(優勝)できると全員が変わらず自信を持っていた」と振り返った。

 さらに2年連続で駒を進めた日本シリーズについて「あのような環境にいられることは、本当に楽しかった。5万人の観客の前で投げて、充実した時間だった。日本一には届かなかったけど、またグレートな経験ができて僕は絶対に忘れない」と感慨深げだった。

 ヤクルトでは昨季から絶対的な守護神として君臨した。「抑え投手として試合を締めくくるのはいつも楽しかった。それに、いいチームで投げれば、たくさんマウンドに立てる。すごく楽しかった。今年はなかなかいい投球ができたと思う。ブルペン全体がいい仕事をした。1年を通じて、お互いの成長のために、お互いを奮い立たせたんだ」とほかの救援陣との“相乗効果”も語った。

(Full-Count編集部)

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