鷹・和田毅が1.65億円で更改 松坂世代41歳で1500万円増も「申し訳なさいっぱい」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】

今季は17試合に投げて7勝4敗も「オリックス戦で1つでも勝っていれば」

 ソフトバンクの和田毅投手が25日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季から1500万円アップの年俸1億6500万円(金額は推定)で契約を更改した。2020年オフに2年契約を結び、今季がその2年目だった。来季は単年契約となる。

 2002年の自由獲得枠で早大から入団した和田は今季がプロ20年目。41歳になった今季は5回前後での降板が多かったものの、17試合に先発して7勝4敗、防御率2.78をマークした。「オリックス戦で1つでも勝っていれば優勝できていた。反省、申し訳なさでいっぱい。今年の課題を来年結びつけて、監督を胴上げできれば」と語った。

 今季は41歳にして自己最速を更新する149キロをマークし「こればっかりは出そうと思って出したわけではないので。自分でも驚きでしたし、オフからやってきたことは間違いではなかった」と、40歳を超えても成長できる手応えも感じた。「出力をテーマにしている。柔軟性だったりを失わないようにやっていければ、150が見えてくるかもしれない」とも語り、42歳での150キロ超えも見据えていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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