絶望打球に鉄壁の“1回転”　ノーノー呼んだ最高の好守は「何度見ても泣ける」

中島は中前に抜けようかという当たりを好捕、ポンセのノーノーを呼んだ

　日本ハムの中島卓也内野手が見せた、伝説を呼んだ超絶好守が2022年の好守備に選ばれた。「パーソル パ・リーグTV」公式ツイッターが「北海道日本ハム好守備まとめ」として映像を公開。外野に抜けたと思われた打球をアウトにした球際に強いプレーは「最後の中島選手のプレー、やっぱえぐいな」「かっこいいねぇ」「何度見ても泣ける」と話題を呼んでいる。

　この日は先発したコディ・ポンセ投手が無安打無失点の好投を続けていた。快挙もちらつき始めた8回、先頭の野村大が放った痛烈な打球は中前へ抜けるかと思われた。そこに遊撃手・中島が追いつき思い切りグラブを伸ばして打球をつかむと、そのまま1回転して一塁へ送球。送球しながら倒れ込むほどのギリギリのプレーで、ヘッドスライディングを試みた野村大をアウトにした。

　ポンセも吠え、帽子を取って一礼したスーパープレー。結果的にポンセはノーヒットノーランを達成したが、このプレーがあったからともいえる。「何度見てもガッツポーズしちゃう」「中島さんの守備ならお金払って見たい」「ポンセのノーノー、この卓ちゃんの守備がなければ達成しなかったよね」「この時の中島のプレーまじで神」「久しぶりに観てもポンセノーノー卓ちゃんで鳥肌」とファンもいまだに興奮を隠せない様子だった。