世界一軍団の“最強コンビプレー”を米称賛　「十分な信頼感が両者の間に存在」

あわや大惨事もジャンプ一番で回避、遊ゴロに仕留める

　昨季の世界一軍団・アストロズの二遊間が見せた絶妙の“コンビプレー”が話題となっている。24日（日本時間25日）のインディアンス戦でカルロス・コレア遊撃手とホセ・アルトゥーべ二塁手の連係プレーをMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介している。

　世界一軍団が誇る最強二遊間の“コンビプレー”は初回2死走者なしの場面で生まれた。インディアンスのラミレスが放ったゴロは二塁へ。あらかじめ右シフトを敷き二塁ベース横に守っていたコレア、アルトゥーべは横っ飛びで打球に反応。両者は激突するかと思われたが、コレアは捕球するとジャンプ一番で衝突を回避し、一塁へ送球しアウトを奪った。

　MLB公式サイトの動画コーナー「CUT4」はこの絶妙な連係プレー動画を公開。記事ではコレア、アルトゥーべがメジャーを代表する二遊間であることに言及し「十分な信頼感が両者の間に存在する」と称えている。

　アルトゥーべを見事に飛び越え、その際に崩れ落ちることなく一塁手のマーウィン・ゴンザレスに正確な送球をしてみせたコレア。同サイトは今回のプレーについてAJ・ヒンチ監督のコメントも紹介。

「彼らは意思の疎通が取れているよ。言葉でも、考え方においてもね。お互いの位置が分かっている。周りの選手の位置をしっかり把握しているんだよ。だから彼らを（二遊間に）組ませているんだ」

　ヒンチ監督がコレア、アルトゥーべの二遊間に全幅の信頼を置いている様子を伝えている。