「そろそろ手がつけられない」　立浪竜に救世主、正捕手が絶賛する20歳右腕「スゴい」

中日OB吉見氏も絶賛「上から見てエグいなと思いました」

　立浪竜の若手ホープへの期待が高まっている。中日の木下拓哉捕手が元中日エースの吉見一起氏のYouTubeチャンネルに出演し、衝撃を受けた投手について語り尽くしている。

　エース大野雄大、中継ぎ祖父江大輔も参加した座談会では「若手」をテーマにトークを展開。真っ先に話題にあがったのが20歳の高橋宏斗だった。吉見氏が「上から見てエグいなと思いました」と切り出すと、木下は「ヤバいです」と即答。昨季からバッテリーを組んだ正捕手は「球はガンを見たら分かるんですけど、速いんですけど、強いとも違うんですよね。スゴいです。ドーンとピシャーンを兼ね備えている」と独特の表現でなんとか説明した。

　勝負球のフォークは制球よく内外角へ投げ分けることについても言及。木下は「真っ直ぐとフォークであれぐらいになったので、もう1個ぐらい曲がり球があったら、そろそろ手がつけられないんじゃないかと思います」と続けている。

　昨季1軍デビューした高橋は19試合登板して6勝7敗、防御率2.47。116回2/3でリーグ3位の134三振を奪った。昨年11月には侍ジャパン強化試合に選出されるなど、今季の大ブレークが期待できそうだ。