「打者の表情が完璧」事態飲み込めず呆然…1000万の例から選ばれた“No.1ファウル”

パイレーツでプレーしていた当時のウィリー・スタージェル【写真:Getty Images】
パイレーツでプレーしていた当時のウィリー・スタージェル【写真:Getty Images】

頭付近の投球に屈んだところ、バットに当たってファウルに

 あわやホームランの大飛球から空振りと紙一重のチップまで、野球でカウントされるファウルの種類は無数にある。多数のメジャーリーガーや米記者から支持されるデータ分析会社「Codify Baseball」は“一番のお気に入り”を選定し、打者の頭の後ろに投じられたボールが偶然バットに当たったファウルを挙げた。世にも珍しいファウルに打者も唖然としており、ファンは「打者の表情が完璧」と声を上げている。

「Codify Baseball」は公式ツイッターに「MLBの歴史の中でこれまでにファウルボールは1000万回ほどあったが、私の一番のお気に入りは、これ」と記して動画を投稿。左打席に入っているのは殿堂入りを果たしたパイレーツ一筋のスーパースター、ウィリー・スタージェル(2001年没)で、頭近くに投じられたボールを屈んで避けたところ、ボールはバットに命中。打球は一塁側に転がりファウルになっている。スタージェルは事態を飲み込めないのか、けげんな表情でボールの行方を見つめると、捕手に視線を向けて首を捻っている。

 偶然が呼んだファウルに、ファンも反応。「リトルリーグで一度自分も経験した」「リトルリーグで一度自分もこうなって、次の球で三振した。あの時ほど怒ったことはない」「リトルリーグの審判だが、毎年2回はこういうプレーがある。そして4年に1度はフェアになり、カオス、混乱に続いて浮かれ気分になる」などとコメントが寄せられた。

【実際の映像】事態飲み込めず呆然… MLB“史上最高”のファウルは「打者の表情が完璧」

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