WBC最強ドミニカに辞退者続出 17勝左腕バルデスも不参加…ファン悲鳴「ヤバい」

アストロズのフランバー・バルデス【写真:Getty Images】
アストロズのフランバー・バルデス【写真:Getty Images】

バルデスは昨季リーグ最多201回1/3、アストロズGMが不参加を公表

 アストロズのフランバー・バルデス投手がドミニカ共和国代表としての出場が見込まれていた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を辞退する。地元紙ヒューストン・クロニクルのチャンドラー・ローマ記者が伝えた。

 29歳のバルデスは昨季17勝6敗、防御率2.82をマーク。リーグ最多201回1/3を投げ、メジャー最多の26試合連続クオリティスタート(QS)を達成。5年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。ローマ記者によると、アストロズが代表派遣に否定的な姿勢を示し、ダナ・ブラウンGMがバルデスの大会不参加を公表したという。

 通算459本塁打を誇るネルソン・クルーズ(パドレス)がGMを務める今大会は、サイ・ヤング賞のサンディ・アルカンタラ投手(マーリンズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)、マニー・マチャド内野手(パドレス)ら大物選手が参加の意向。史上最強メンバーの呼び声も高かったが、ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)、ルイス・セベリーノ(ヤンキース)、フレディ・ペラルタ(ブルワーズ)ら先発投手の不参加が続々と報じられている。

 2013年の第3回大会以来、2大会ぶりの世界一を目指している。ファンは「賛成だ」「正しい動き」「本当に賢明」「エースにリスクを冒すわけにはいかない」「複雑な心境」などとコメント。日本のファンはバルデスの不参加を惜しんだ。SNS上には「ドミニカがヤバいですね。バルデスも不参加みたいで先発陣大丈夫かな? ベストメンバーが揃ってないと楽しみが減ってしまう」「バルデス辞退はしょうがない」「バルデス辞退となると、日本の先発陣世界屈指のレベルじゃね?」と、心境を吐露している。

(Full-Count編集部)

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