大谷翔平、OP戦初打席で特大三塁打「頭の回転を早く」 投球間の時間制限にも対応

試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

「3番・指名打者」でオープン戦初出場、3打数1安打だった

■エンゼルス ー Wソックス(オープン戦・日本時間27日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地のホワイトソックスとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右中間三塁打を放ち、“今季初安打”をマークした。大谷は「ストライクだと思ったのでいきました。たまたま初球、早いカウントで打てそうな球が来たので打ったという感じですかね」と振り返った。

 初安打は初回2死で飛び出した。31歳左腕バンクスの初球、真ん中高めを中堅フェンス直撃の三塁打とした。オープン戦初打席初安打は、MVPに輝いた2021年以来2年ぶり。オープン戦初戦の安打は3年連続となった。

 続く2死三塁からレンドンの右前適時打で先制のホームを踏んだ。2回2死二塁は遊ゴロ、3回2死満塁は二ゴロに倒れた。3回攻撃終了後にベンチ裏へ引き上げ、3打数1安打だった。

 今季から新ルールとしてピッチクロックが導入された。大谷は「切り替えだったり、頭の回転を早くして配球を読むなら読むで早めに切り替えてやらないといけないので。どちらかと言ったら、考え方の部分で立ち遅れたりしないようにするのが大事かなと思います」と前を向いていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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