イチローは2打数無安打 20打席連続ノーヒットも絶妙バントで勝利に貢献

8回に好機で絶妙バント決め、貴重な追加点を呼びこむ

 マーリンズのイチロー外野手は6月30日(日本時間1日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「8番・ライト」で先発出場し、2打数無安打1四球。20打席連続ノーヒットとなったが、8回に絶妙なバントで追加点を呼び込み、5-3での勝利に貢献した。

 イチローは1点を追う2回、無死一、二塁の好機で打席に立ったが、相手先発ボーグルソンの前に遊ゴロに倒れた。しかし、ダブルプレーは逃れると、2死二、三塁となってから、ゴードンが驚異的なスピードを生かしてランニングホームラン。3-1と逆転に成功した。

 4-2となった3回2死一、二塁のチャンスでも投ゴロ。4-3となった6回には1死から四球を選んだが、得点につながらなかった。

 8回、イチローは無死一、二塁で4打席目を迎えると、相手右腕マチの初球を三塁方向に転がす。絶妙なバントで1死二、三塁とチャンスを広げた。続く代打・ロハスがライトへきっちりと犠牲フライ。イチローのバントが貴重な追加点につながった。

 2点差としたマーリンズは、最終回を守護神ラモスが締めて5-3で快勝。イチローは20打席連続ノーヒットで打率2割6分3厘となったが、バントで勝利に貢献した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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