村上宗隆、栗山監督に“謝罪”「悩ませてしまった」　4番として結果出ず「凄く苦しい」

1次ラウンド全4試合で4番も…この日は5番で3打数2安打1四球

　野球日本代表「侍ジャパン」は16日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」イタリア戦に9-3で勝利した。4番を外れた村上宗隆内野手（ヤクルト）は、5回に二塁打を放ってWBC初適時打をマーク。「チャンスで回ってきて打てずに残塁が凄く多かったんですけど、初めてタイムリーが打ててよかったと思います」と安堵した。

　1次ラウンドは全4試合で4番を務めたが苦しんだ。この日は5番に座り「負けたら終わりですし、監督の考えで僕らもそう動くしかない。栗山監督が色々考えて、僕に声も掛けてくれましたし」と受け止めた。3打数2安打1四球にも「チームとして4番が固まるともっといいチームになると思うので、悩ませてしまったというところで、後悔じゃないけどもっとしっかりしないといけないなと思いました」と先を見据えた。

　確かな復調の兆しを見せた主砲は「なかなか思うようにいかずに凄く苦しい思いをしていましたけど、最終的にチームが勝って今からアメリカに行って準決勝、決勝とあるので、とにかく負けずにここまで来られているのがいいかなと思います。準決勝の球場に建てる喜びを噛みしめながら、初めての経験なので自分のプレーをしたい」と意気込んだ。

（Full-Count編集部）