ベッツ、来季は内野へ“再転向”か ド軍GMが明言…今季は開幕遊撃も→復帰後に右翼へ
ベッツは今季遊撃で65試合、右翼で43試合、二塁で18試合に先発
ドジャースのブランドン・ゴームズGMは6日(日本時間7日)、テキサス州サンアントニオで行われているGMミーティングに臨み、ムーキー・ベッツ内野手の来季ポジションについて言及した。ゴームズGMは「現状では、ムーキーはおそらく内野に戻ることになるだろうと私は思っている」と語り、ベッツが内野に“再転向”することを示唆した。
10月に32歳を迎えたベッツは、レッドソックス時代を含めて右翼でゴールドグラブを6度受賞した外野守備の名手。ただ、マイナー時代は二塁手だったこともあり、過去も内野で出場したこともあった。2023年は二塁で70試合、遊撃で16試合に出場。DRS(守備防御点)も平均以上と、汎用性の高さを証明した。
2024年シーズンは二塁での起用が決まっていたが、開幕直前に遊撃転向が決定。「(遊撃は)全てにおいてタフだ。ドジャースでショートを務めるのは、大きなプレッシャーがあるけど、楽しんでいるよ」と語っていた。開幕戦は「1番・遊撃」で先発出場。その後は二塁との併用もあったが、6月に右手を骨折。8月の復帰後はチームの外野手が手薄なこともあり、“本職”の右翼へ戻った。
ゴームズGMは「我々は数週間前に話をした」とし、ベッツと対話を持ったことを明かした。「間違いなく、彼はどんなことをするにも(今までずっと)オープンな姿勢だ。まだ確定したわけではないから、我々は続けて話し合っていく必要がある」と濁してはいるものの、ベッツの内野起用についてオープンな姿勢だという。
ドジャースはこのオフ、35歳のミゲル・ロハス内野手のオプションを行使。26歳のギャビン・ラックス内野手、今季途中加入したユーティリティのトミー・エドマン内野手、便利屋のクリス・テイラーも二遊間の選択肢になりそうだ。一方、主軸として活躍したテオスカー・ヘルナンデス外野手がFA。オフの補強にも注目が集まる。
(Full-Count編集部)