大谷翔平、菊池雄星撃ち3号2ランも…延長10回サヨナラ機で二ゴロ エ軍は11-12で惜敗
菊池雄星からは通算3本目の本塁打、自己最長の32試合連続出塁に更新
■ブルージェイズ 12ー11 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で左中間3号2ランを放った。1点差の延長10回のサヨナラ機は二ゴロに倒れ、5打数2安打2打点で打率.333。チームは今季初の延長戦を落とした。
菊池雄星との花巻東対決。3回1死一塁、大谷は内角を突くスライダーを左中間へ放り込んだ。5試合ぶりの一発は3号2ラン。メジャー通算130号本塁打に到達した。自軍ベンチではフィリップスから用意された兜を初めて被り、満面の笑みでハイタッチを繰り返した。
打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、飛距離397フィート(約121.0メートル)、角度23度。今季の本拠地初本塁打にファンは大盛り上がりだった。昨年9月11日(同12日)の敵地・アストロズ戦から続く自己最長の連続試合出塁を「32」に更新した。
花巻東高の先輩に当たる菊池とは昨年8月26日(同27日)以来226日ぶりの対戦。左腕からの本塁打は2021年6月5日(同6日)以来673日ぶり通算3本目だ。
初回2死一塁ではレンドンの左翼上空への飛球を左翼・バーショが見失って落球。一塁走者・大谷はその間に一気に先制のホームへ滑り込んだ。5回先頭では中前打を放ち、2試合ぶり今季3度目のマルチ安打をマークした。9回2死一、二塁では四球を選び、レンドンの押し出し死球とレンフローの同点2点二塁打を演出した。
延長10回2死満塁は二ゴロに倒れた。チームは今季初のカード負け越しとなった。
(Full-Count編集部)