日本投手陣をCY賞右腕が絶賛「MLBを圧倒する力ある」 才能に驚愕「進化が起きている」

オリックス・山本由伸、ロッテ・佐々木朗希、中日・高橋宏斗(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】
オリックス・山本由伸、ロッテ・佐々木朗希、中日・高橋宏斗(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】

通算213勝154セーブのスモルツ氏「日本は投球の進化が起きている」

 3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本の若き投手陣が世界から大きな注目を集めた。1996年ナ・リーグのサイ・ヤング賞で殿堂入りも果たしている通算213勝154セーブ右腕ジョン・スモルツ氏は「日本は今ピッチングの進化が起きている」として高い制球力に脱帽した。

 スモルツ氏は、米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏が司会のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演。「以前も野茂などいたが、最近急に日本の投手が米国の投手に匹敵し始めている」と分析する。

 そして「投球哲学が違う。強い者だけが生き残るというより、こちらより投げたりピッチングをする頻度が多い。彼らの制球力は比類ない。身長が6フィート5インチ(約195.6センチ)あるわけでも100マイルを投げるわけでもないが、(大谷や佐々木朗)同様にMLBを圧倒する力がある」と期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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