大谷翔平、藤浪晋太郎から鮮やか左前打 同学年対決で159キロ撃ち、2試合ぶり安打
本拠地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場
■エンゼルス 11ー3 アスレチックス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場した。6回の第4打席で藤浪晋太郎投手から左前打を放ち、2試合ぶり安打をマークした。
5点リードの6回1死一塁。藤浪の99マイル(約159.3キロ)を逆らわずに打ち返した。左前へライナーで抜ける一打。左翼・ルッカーが後逸する間に一塁走者・トラウトが生還した。打点は付かなかった。
試合前には27日(同28日)の先発登板に向けてブルペン入り。スライダーなどを交えて34球を投げた。その後に同じ1994年生まれの藤浪と談笑。水原一平通訳らを交えて約5分ほど話し込んだ。
メジャー初登板の右腕・メディーナと対戦した初回2死は三ゴロ。2回1死満塁は一ゴロに倒れたが、三塁走者が生還して3試合ぶりの打点をマークした。
8回1死一塁の第5打席では3番手・スミスから3試合ぶりとなる6号2ランを放ち、試合を決めた。藤浪からの一打で、大谷が波に乗った。