2度の戦力外から復活も「喜びは今日だけに」 DeNA・西巻賢二が支配下に昇格し会見

支配下入り会見を行ったDeNA・西巻賢二【写真:宮脇広久】
支配下入り会見を行ったDeNA・西巻賢二【写真:宮脇広久】

楽天2年→ロッテ3年→DeNAで育成から支配下へ

 今季からDeNAで育成選手としてプレーしていた西巻賢二内野手が27日、支配下登録されることが決まり会見に臨んだ。背番号は127から67に変更され、28日から1軍の名古屋遠征に帯同する予定だが、出場選手登録されるかどうかは未定。

 俊足と堅実な内野守備が売り物の西巻は「(昇格を)伝えられましたが、喜びは今日だけにしようと思いました。1軍の戦力になりたい。1軍で活躍しなければ意味がないと思っています」と抱負を語った。新たな背番号67は、2018年に楽天入りした時と同じで「初心に返るような気持ちです」と縁を感じている。

 右投右打の24歳。今季は2軍イースタン・リーグで18試合に出場し打率.250、出塁率.328、4打点4盗塁の成績を残していた。仙台育英高から2017年ドラフト6位で楽天に入団し、1年目の2018年に1軍で25試合出場、打率.247(77打数19安打)と活躍したが、翌2019年限りで戦力外通告を受けた。2020年には支配下選手としてロッテ入りしたが、昨季限りで再び戦力外に。オフにDeNAと育成契約を結んでいた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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