大谷翔平の相棒問題に新展開? 154発“強打の球宴捕手”獲得に現実味「たぶん来る」
エンゼルスは若手有望株オハッピーが離脱、スタッシーの復帰も不透明
エンゼルス・大谷翔平投手の“正捕手問題”はどう動いていくのか。エンゼルスの現場で密かに注目を集めているのが、ジャイアンツから自由契約となったゲーリー・サンチェス捕手の去就だ。
ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が3日(日本時間4日)にエンゼルスがサンチェスの獲得に興味を示していると報道。ヤンキース時代に田中将大投手(現楽天)とバッテリーを組んだ強打の捕手は昨季ツインズでプレー。今季はジャイアンツとマイナー契約を結んでいたが、2日(同3日)には契約を解除して自由契約となっている。
エンゼルスの捕手陣では若手有望株ローガン・オハッピーが左肩手術で今季絶望。大谷と昨季バッテリーを組んでいたマックス・スタッシーの復帰時期も見えず、現在はマット・サイスとチャド・ウォラックの2人のみだ。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者はサンチェスが電撃加入する可能性は高いと見ているようだ。
「たぶん来ると思うよ。ネビン監督とテームズ打撃コーチがヤンキースでのコーチ時代にサンチェスのことをよく知っているからね」
サンチェスはヤンキース時代の2019年に34本塁打を放つなど7年連続で2桁本塁打をマークしたパンチ力が魅力だ。オハッピー離脱後、大谷はウォラックとバッテリーを組み、3試合登板で2勝0敗も防御率4.50となっている。エンゼルス加入となれば、サンチェスが正捕手争いに食い込むチャンスはありそうだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)