快進撃の菊池雄星に止まらぬ賛辞　「成長ぶりの全てが表れた」「仕事完璧にこなした」

7回途中4安打無失点で無傷の5勝目、防御率は3.35となった

■ブルージェイズ 10ー1 パイレーツ（日本時間8日・ピッツバーグ）

　ブルージェイズの菊池雄星投手が7日（日本時間8日）、敵地で行われたパイレーツ戦に先発して今季無傷の5勝目を挙げた。6回1/3を4安打無失点3奪三振2四球で、防御率は3.35。快投に、地元メディアからも賛辞が止まらない。

　カナダのテレビ局「スポーツネット」実況のダン・シュルマン氏は「ユウセイは仕事を完璧にこなした。自分を取り戻して、パイレーツ打線を抑えた。素晴らしい登板だった」と称えた。

　カナダメディア「スポーツネット」は、今季7度の先発で5試合が1失点以下に抑えていることに注目。前回先発した2日（同3日）のレッドソックス戦は、吉田正尚外野手に本塁打を浴びるなど5回途中5失点で降板していたが、中4日のマウンドで「直後に修正できていることは特筆に値する」と評価した。

　また「昨年もいい時期はあったが、綻びを一時的に修正する方法を探していた1年前と違って、今季はスプリングトレーニングから一貫して決まったアプローチを取り続けている」と好調ぶりを分析し「キクチの成長ぶり、その全てが今日のパイレーツ戦で表れていた」とした。

（Full-Count編集部）