阪神がホームゲームで見せた3・4月度ベストプレーは? 掛布氏厳選プレーからファン投票で決定

阪神・中野拓夢、伊藤将司、近本光司(左から)【写真:荒川祐史】
阪神・中野拓夢、伊藤将司、近本光司(左から)【写真:荒川祐史】

ABCテレビ「虎バンチャンネル」で毎月ベストプレーに贈る「DIDアワード」表彰

 阪神ファンに人気の番組「虎バンチャンネル」を放送するABCテレビは7日、番組公式YouTubeチャンネル「虎バン」で「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の3・4月度ノミネートプレーを発表した。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める球団OB・掛布雅之氏とファンの投票により選ぶ賞のこと。3・4月度は、掛布氏が厳選した3つのプレーがノミネートされた。

 3・4月に見せた阪神の戦いについて、掛布氏は「上々のスタートを切った」と高評価。新任の岡田彰布監督が「きっちりバントを使って1点を取りにいく野球をしている。チームに1点の重みを感じさせるような作戦を使っている」と分析した。その中からノミネートされたプレーは下記の通り。

○4月1日DeNA戦 延長12回に生まれた近本光司外野手による今季初のサヨナラヒット

 同点で迎えた延長12回、代打起用された糸原健斗内野手が2死からヒットで出塁。その後、2死満塁とチャンスを広げると、打席に立った近本がDeNAの守護神・山崎康晃投手の直球を捉え、センター頭上を越えるサヨナラタイムリーとした。掛布氏は「今年の春先は無理に打球を引っ張ろうとしていない。ショートの頭くらいにヒットゾーンを作れるようなバットの面を作る左腕の使い方をしている」と舌を巻いた。

○4月18日広島戦 西勇輝投手の好投に応えた中野拓夢内野手のサヨナラタイムリー

 西勇が9回4安打1失点と快投しながら、1点を追う展開で迎えた9回裏。2死満塁の絶好機で打席を迎えた中野は、広島の抑え・栗林良吏投手のフォークを捉え、左中間を破るサヨナラヒットとした。この一打で西勇は今季初勝利をゲット。掛布氏は「WBCでの近藤(健介)選手が2番をやった野球がすごくプラスになっているプレー。絶対フォークを仕留めると引っ張りにいかず左中間方向へ放り出した技ありのサヨナラタイムリー」と称えた。

○4月27日巨人戦 伊藤将司投手の2安打完封劇&ホームゲーム11連勝

 この日が今季初先発となった伊藤は、19安打15得点と爆発した打線の援護も受けながら、9回2安打8奪三振と快投。106球で9回を投げ抜き、完封勝利を収めると、自身のホームゲーム連勝記録を11に伸ばした。掛布氏は「両サイド(内外角)の幅、高低の幅を使って投球を組み立てていたので、立体的なストライクゾーンで攻めていた」と高く評価した。

 ファンはノミネートされた上記3プレーの中から受賞に相応しいと思うプレーを選び、番組公式ツイッター上の投票ボタンをクリックするか、もしくは自身のツイッターアカウントから「ハッシュタグ・日付・選手名・プレー(例:#0401近本サヨナラ)」をツイートして投票。ファン投票の結果を受け、後日、掛布氏が発表する。投票期限は5月14日23時59分。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら

○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/

○番組公式ツイッター:https://twitter.com/abc_toraban/status/1655180884381962241?s=20

【実際の動画】掛布雅之氏が厳選 阪神戦士がホームゲームで見せたベストプレーを詳細解説

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