ダルビッシュ、投球練習中の“異変”は「肘の外側」 6回80球で降板も「全く問題ない」

ツインズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ツインズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

4回2死の一時同点被弾は「自分の中で悔やまれる球」

■ツインズ 5ー3 パドレス(日本時間12日・ミネソタ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は11日(日本時間12日)、敵地・ツインズ戦に先発登板し、6回80球4安打2失点で勝ち負けはつかなかった。勝ち投手の権利を得て降板したが、7回にチームは一挙3点を奪われ3-5で逆転負け。7三振を奪う好投も勝率5割に戻り、今季3勝目はお預けとなった。試合後は「速いカットボールがよくなってきた。右にも左にも効果的になってきている」と手応えを感じていた。

 ダルビッシュは1点リードの2回1死満塁でギャロに押し出し四球を与え同点に。しかし、続く1死満塁のピンチでジェファーズを見逃し三振、バクストンを空振り三振に仕留め、逆転を許さなかった。しかし、1点のリードをもらった4回2死、ファーマーに左中間ソロを被弾し、再び同点に追いつかれた。痛恨の1球に「ホームランはもったいなかった。2アウトからでしたし。自分の中で悔やまれる球だった」と反省した。

 5回にオドーアのソロでチームは再び勝ち越すと、ダルビッシュは5回と6回を3者凡退に抑えた。6回80球を投げ降板。6回を迎える投球練習中にはボブ・メルビン監督とトレーナーがマウンドに歩み寄った。ダルビッシュは「肘の外側ですね。全然、怪我とかではなくて、僕の投げ方の部分。2018年に痛めてからは全然(肘が固まることは)ある」と心配された箇所を明かすと「僕は全く問題ないと言った。球速も出ていましたので」と振り返った。

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