大谷翔平、勝ち投手の権利持ち降板 4戦連続被弾も…特大3ラン含む3安打で自ら援護
キャリアワーストタイの1試合3被弾も…サイクル王手の3安打
■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間16日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、7回98球を投げ、4安打5失点2四球5奪三振で、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。防御率は3.23となった。キャリアワーストの4試合連続被弾、ワーストタイの1試合3被弾と苦しんだが、特大3ラン含む3安打の活躍で自らを援護した。
大谷は1点リードの2回2死一塁で、フレイジャーに右越え逆転2ランを浴び一度逆転を許した。続く3回2死一塁で、今度はサンタンダーに83.3マイル(約134.1キロ)のスイーパーをバックスクリーンに。さらに、5回2死ではマリンズに右中間にソロを打たれ、5点目を失った。
しかし、打者・大谷が自らを援護。第2打席で右前打を放つと、同点の4回1死一、二塁で迎えた第3打席では、相手先発ロドリゲスから打った瞬間確信の9号3ラン。打球速度114.6マイル(約184.4キロ)、飛距離456フィート(約139メートル)の特大弾を放つと、第4打席では右中間への三塁打を放った。今季4度目の1試合3安打で、チームも6回までに9得点を奪うなど打線が爆発した。
(Full-Count編集部)