大谷翔平に敵地TV局も衝撃「やれやれだ」　逆転被弾→特大9号は「冗談でしょ？」

敵地放送局MASNの実況ブラウン氏「オオタニが完璧なムーンショット」

■エンゼルス 9ー5 オリオールズ（日本時間16日・ボルティモア）

　エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地のオリオールズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、4回に4試合ぶりの9号3ランを放った。ベーブ・ルースの生誕地ボルティモアでは通算3本目の一発。敵地放送局MASNからは驚愕の声が上がった。

　4-4で迎えた4回無死一、二塁。若手有望株ロドリゲスのカーブをフルスイングした。打った瞬間に分かる1発。実況ケビン・ブラウン氏は「やれやれだ。（右翼後方の）バーベキューエリアの上へ。オオタニが完璧なムーンショート、冗談でしょ？」「打撃練習だって、あんな当たりを打つ人はいない」とあきれたような口調で伝えた。

　打球速度114.6マイル（約184.4キロ）、飛距離456フィート（約139メートル）と完璧だった。メジャー通算78勝のベン・マクドナルド氏も「彼が打席に立つとああいうことができる。オオタニは今カムデンヤーズ（のファン）に面を食らわせた」「バットに当たる音も違った」と驚きを持って伝えた。

　投打同時出場した試合では今季9試合目で初本塁打となった。実況のブラウン氏は「先発した日に本塁打を打ったのは6度目。ちょっと驚きですね」と伝えていた。

（Full-Count編集部）