中日、今季最悪6連敗で借金13 小笠原が満塁被弾6失点KO…応援席から「気合い入れろ」

巨人戦での中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】
巨人戦での中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】

新人・村松を2番に初抜擢、ベテラン大島を6番に下げるも打線つながらず

■巨人 6ー2 中日(20日・東京ドーム)

 中日は20日、東京ドームで行われた巨人戦で2-6で敗れ、今季ワースト6連敗を喫した。借金は13に膨らんだ。

 攻守で精彩を欠いた。2回に遊撃・龍空のタイムリーエラーの間に先制点を献上。先発の小笠原慎之介は2点ビハインドの5回に大城卓三に6号満塁弾を浴び、5回7安打6失点と試合を作れなかった。今季2敗目(3勝)を喫した。

 打線は新人の村松開人を2番に初めて抜擢。ベテランの大島洋平は1番から6番と打線を改造した。2、4、5回と先頭打者を塁に出したが、走者を進められず。4番の石川昂弥が6回に左翼2階席へ特大4号2ランを放ったが、反撃は届かなかった。

 試合前にはびっしり埋まった左翼応援席から「気合いを入れろドラゴンズ」とコールされた。21日は高橋宏斗で連敗を止められるか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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