ハム矢澤宏太、初の左翼→投手で1回無失点…巨人に快勝 鷹は緊急登板の板東が好投

日本ハム・矢澤宏太【画像:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム・矢澤宏太【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリックスは11回にワゲスパックが村松にサヨナラ打を浴びた

 2日は「日本生命セ・パ交流戦 2023」3試合が行われた。ソフトバンクは、マツダスタジアムで行われた広島戦に5-1で勝利した。先発の和田毅投手が2回に打球が直撃し緊急降板。後を受けた板東湧梧投手は3回2安打2四球無失点の好投。打線は3回、中村晃外野手の適時打で先制。6回には柳田悠岐外野手の9号2ランでリードを3点に広げた。

 5回は田浦文丸投手が無失点も、6回に甲斐野央投手がマクブルーム選手に5号ソロを浴びる。それでも打線は8回、牧原大成内野手の適時打などで2点を追加。8回は松本裕樹投手が3者凡退に抑えると、最終回はリバン・モイネロ投手が締めた。

 日本ハムは東京ドームで行われた巨人戦に8-2で快勝した。先発・鈴木健矢投手は3回、内野ゴロの間に1点を失うも、打線が直後の4回、アリエル・マルティネス捕手と上川畑大悟内野手の適時打などでこの回3得点。5回にマルティネスの7号2ラン、7回には加藤豪将内野手の3号ソロ、野村佑希内野手の適時打で追加点を挙げた。

 鈴木は5回に今季初被弾で1点を返されると、6回2死二、三塁としたところで降板。代わった河野竜生投手が丸佳浩外野手を左飛に打ち取りピンチを脱し、5勝目を挙げた。8回には代打のアレン・ハンソン内野手にも一発が飛び出し、6点リードの9回は、矢澤宏太投手がプロ入り後初めて左翼から投手に守備位置を変え、無失点に締めた。

 オリックスはバンテリンドームで行われた中日戦で1-2でサヨナラ負けを喫した。先発の山岡泰輔投手は初回1死三塁から暴投で先制を許す。それでも2回以降は得点を与えず、6回3安打3四球6奪三振1失点でマウンドを降りた。

 打線は3回、茶野篤政外野手の適時二塁打で同点。7回からは比嘉幹貴投手、山田修義投手、阿部翔太投手の継投で無失点に抑えて延長に突入した。10回は5番手の本田仁海投手が2死二、三塁とされるも、溝脇隼人内野手から三振を奪い無失点で切り抜ける。しかし11回、ジェイコブ・ワゲスパック投手が2死満塁のピンチを招き、村松開人内野手にサヨナラ打を浴びた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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