大谷翔平、サイクルならずも4安打2打点 “なおエ”3連敗でついに貯金ゼロ

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

サイクル安打にあと本塁打を残すも…9回の第5打席は右前打に

■アストロズ 9ー6 エンゼルス(日本時間4日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5打数4安打2打点だった。本塁打が出ればサイクル安打の活躍だったが、チームは4回に2番手ウェブがブレグマンに満塁弾を浴びるなど、投手陣が崩壊。アストロズに3連敗でついに貯金がなくなった。

 また、あと1本が出なかった。初回の第1打席で右腕ハビアーを強襲する打球速度109.9マイル(約176.9キロ)の中前打を放つと、1点を追う3回1死一塁の第2打席では右中間に111.2マイル(約179キロ)の痛烈なライナー。同点に追いつく三塁打を放った。第3打席は二ゴロ併殺に倒れたが、7回1死一、二塁で迎えた第4打席で今度は左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。サイクル安打に本塁打を残して王手をかけたが、第5打席は右前打だった。今季2度目の1試合4安打で打率は.274になった。

 大谷は2019年6月13日(同14日)の敵地レイズ戦で自身初、メジャー日本選手初のサイクル安打を達成した。今季は、4月27日(同28日)の本拠地アスレチックス戦、5月15日(同16日)の敵地オリオールズ戦で王手をかけていたが、“3度目の正直”とはならなかった。

 チームは先発のサンドバルが3回までに2点を奪われ、4回にさらに1点を献上。1死満塁で降板すると、2番手ウェブがブレグマンに左翼へ満塁弾を浴びた。7回にレンフローの左翼ソロ、大谷の適時二塁打などで4点を奪ったが、その裏に4番手ジョイスが2失点。追い上げ虚しく3連敗を喫した。

(Full-Count編集部)

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