鈴木誠也、憧れトラウトにド緊張「覚えてない」 上手く話せず反省「シャイなんで」

試合前に対面したカブス・鈴木誠也(左)とエンゼルスのマイク・トラウト【写真:川村虎大】
試合前に対面したカブス・鈴木誠也(左)とエンゼルスのマイク・トラウト【写真:川村虎大】

背番号27を選んだのもトラウトへの憧れゆえ

■エンゼルス 3ー1 カブス(日本時間9日・アナハイム)

 カブスの鈴木誠也外野手が8日(日本時間9日)、敵地でのエンゼルス戦で6月初のマルチ安打を記録した。試合前には、憧れているエンゼルスのマイク・トラウト外野手と初対面。束の間の談笑を堪能したのかと思いきや「いろいろ聞きたかったんですけど、(緊張で)それどころじゃなかった。シャイなんで、人見知りなんで。あまり話せない」と振り返った。

 メジャーで背番号「27」を選んだのも、スーパースターの背中を追うからこそ。試合前のグラウンドでトラウトと対面した鈴木は、夢の時間を振り返り「うれしかったですし、かっこよかったですね」としみじみ語った。

 決して一瞬の出来事ではなかったが「あんま覚えてないですね。緊張していたんで」とも。会話した内容についても「全然してないっすよ」とガチガチで思い描いたコミュニケーションは取れなかったようだった。

 試合前の時点で6月打率.043(23打数1安打)と苦しんでいたが、復調の兆しにしたい2安打。トラウトに対してさらに尊敬の念が増したようで「そこに近づけばこの世界で活躍できるのは間違いない」と言い切った。

(Full-Count編集部)

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