大谷翔平への“疑惑の判定”ネビン監督が退場に　鬼の形相で猛抗議…ベースの土を払う

大谷翔平へのストライク判定に帽子を取って猛抗議

■エンゼルス ー マリナーズ（日本時間11日・アナハイム）

　エンゼルスのフィル・ネビン監督は10日（日本時間11日）、本拠地・マリナーズ戦で今季3度目の退場処分を受けた。5回の大谷翔平投手の見逃し三振の判定に猛抗議。ベンチを飛び出し、帽子を取って激昂した。

　3点を追う5回2死二、三塁の場面で、フルカウントから2番手のスパイアーが投じた8球目だった。外角変化球を大谷は自信をもって見送ったが、判定はストライクだった。

　大谷が両手をあげ異議を唱えると、ネビン監督が審判団に迫って猛抗議。帽子を取り怒りをあらわにし、ベース上でボールが通ったラインを示すと、退場処分となった。

　ネビン監督は1日（同2日）の敵地アストロズ戦でもストライク判定を巡って猛抗議し、退場処分を受けている。今季3度目で、通算7度目の退場処分となった。